ひと時代前の墓石と言えば、国産のものが主流でした。しかし、グローバル化の進んだ現代においては、安くて高品質な石を輸入できるようになり、国産ばかりでなく、外国産の石も使われるようになりました。
国産の石にも、また、外国産の石にも、それぞれ甲乙つけがたい特徴があります。
まず、国産の石には、希少価値があります。産出量の低さにも原因がありますが、品質そのものが、非常に高い価値を持っているそうです。
たとえば、庵治石というものは、波模様がユニークであり、それだけでも価値が高くなっています。しかし、波模様がさらに綺麗に出ていると、最高級庵治石と呼ばれ、なお一層価値が上がるとされています。庵治石は、平家物語で有名な壇ノ浦の近辺で、採掘されます。希少価値があるため、当然、値段も高くなっています。
一方、外国産の石は、全般的に、機能性が高いと言われています。また、水分吸収率が低く、変色もしにくいとされています。各国によって多少の違いはありますが、代表的なものとして、インド産、スウェーデン産、中国産があります。
墓石屋の評価としては、色によって、推薦度合いが変わります。黒であるなら、インド産、スウェーデン産になります。しかし、一番自信を持っているのが、インド産のグリーン系の石とのことでした。
当り前のことですが、国産あるいは外国産の石どちらを選ぶ場合も、最終的な結論は、購入者自身の中にあります。後々まで後悔をしないように、できるだけ、早急な結論をしないようにすることが、大事になるでしょう。